カップめん。いいじゃないか。
「 俺はカップ麺じゃねぇんだ。ラーメンなら本物のラーメンがいい。偽物、カップ麺ではいたくない。」
的な話をテレビかなにかでロックスターが語っていた。
当時、高校生だった僕にもなるほどそう有りたいよなと。
ただ、47歳にもなって、じっと手を見る。に至り、きっと何者にも成れない私にはピングドラムを探せと命じるプリンセスも陽毬ちゃんも現れないわけで。
「きっと何者ににも成れない私」
「成功者の紛い物」
「非成功者」
「47のおっさん」
「普通のその辺にいる中年」
だ。
精一杯生きてきて体に負担かかるの承知でぶん回してきたが、まぁ精々何もしないより少し良かったかな?程度の状況。
呆然と荒野に佇むカップめんだ。
まぁ、それでもだ、カップめん、たまに喰うと凄く美味いんだ。
残念ながら、ラーメンとはまた違うものになっている。
いや、残念というか、別ベクトルなものだ。
紛い物というよりも、別物になってしまったわけだが
そもそも僕は何になりたかったのだろう?
コピーライターになって自分の言葉を色々なところで使ってもらいたかった?
今はプランナーとして、違う側面でお客様に良い方向に向えるよう提案をしている。
コピーライターになろうとして、プランナーになってる。
晩節をどうすごすか?
カップめん。いいじゃないか。と思う。
目指していた地平とは違うが、コレはコレだ。
納得の行く状況だし、気に入っている席でもある。
ロックスターはいまどうなってる?
アレはアレでラーメンにはなっていないようだが。(やきそば?)
当初の目的が達成されれば大成功というのが全てではない。
自分の思い通りになど進むことはまず困難。
それでも、うまいこと楽しくやれているのだし、それはそれかな。
